[終了] 第377回例会 ワーグナー・ゼミナール(263)「《ジークフリート》における管弦楽法的断絶」

春の訪れが待ち遠しいこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。3月の例会では、東京・春・音楽祭「ジークフリート」公演に向けて、岡田安樹浩氏にお話していただきます。どうぞお誘いあわせの上、ふるってご参加ください。

第377回  例会  ワーグナー・ゼミナール(263)
日 時:3月5日(土)14時~16時半
場 所:四谷 雙葉学園同窓会館(雙葉幼稚園 3F)
※オートロック式の会場です。時間に余裕をもってお越しください。
テーマ:《ジークフリート》における管弦楽法的断絶
講 師:岡田安樹浩(埼玉大学非常勤講師)
参加費:協会員 1000円  一般 2000円  学生 1000円

《ジークフリート》の音楽については、しばしば第2幕と第3幕の間に見られる「音楽様式の断絶」が話題になりますが、一体それは何に起因している のでしょうか。これまで、作品ドラマトゥルギーに帰す説や、各登場人物の表現方法の違いに求める説などが提唱されていますが、今回は「管弦楽法」にその理由を求めてみたいと思います。管弦楽法に注目して《ジークフリート》を眺めることで、各幕の間に横たわる断絶の諸相が際立って見えてくることでしょう。(講師記)