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【お知らせ】事務局開局日について

諸般の事情により、5月末より当面の間、事務局の開局日が不定期となります。
会員のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承のほどお願い申し上げます。

ワーグナー協会事務局

【お知らせ】(会員向け)

会員向けに発行しております季報『リング』誌では、国内でのワーグナー公演(抜粋は除く)の折に、会員の皆様から感想を「210字」でお寄せいただいております。これまで、公演の都度210字感想専用の用紙をお送りしておりましたが、諸般の事情により、今後お願いの用紙の送付は取り止めることとなりました。
今後も『リング』誌の210字感想文は掲載の予定でおりますので、公演の2週間後までに事務局のメール宛てに感想文をお寄せいただきたく存じます。
ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

ワーグナー協会事務局

第430回例会 ワーグナー・ゼミナール(300)

日 時:4月28日(日)19時~(18時30分開場)

場 所:東池袋あうるすぽっと会議室B

     東京メトロ有楽町線 東池袋下車6,7番出口正面ライズアリーナビル3階

講 師:四野見和敏(指揮者)・海老原光(指揮者)

テーマ:「飯守泰次郎氏、スコアから読み取れるワーグナー演奏の神髄」
ワーグナー演奏の第一人者であられた、故飯守泰次郎先生が残されたスコア(オーケストラ総譜)には、作品解釈、演奏法などの書き込みが多数あります。それは広大で深遠な作品に全力で立ち向かい試行錯誤した、こだわりの痕跡でもあります。着想と創造のプロセスと、それに関するエピソードを紹介しながら飯守先生のワーグナー演奏の神髄に迫ります。(講師)

参加費:協会員1000円(ユース会員無料) 一般2000円 学生1000円

ワーグナー協会事務局

第179回関西例会

日 時:4月7日(日)14時~17時

場 所:西宮市民会館503号室

講 師:三澤洋史(指揮者/作曲家)

テーマ:『トリスタンとイゾルデ』の和声の特異性とドラマとの結びつき

『トリスタンとイゾルデ』は無調の扉を開いた作品だと言われているが、むしろ反対に、和声連結が醸し出す心理や状況を表現した徹底的な調整音楽である。その和声法を説明しつつ、このドラマが究極的な解脱へと向かうプロセスを解明する。(講師)

参加費:協会員1000円(ユース会員無料) 一般2000円 学生1000円

ワーグナー協会事務局

第429回例会 ワーグナー・ゼミナール(299)

日 時:2月18日(日)18時30分~(18時15分開場)

場 所:東池袋あうるすぽっと会議室B

     東京メトロ有楽町線 東池袋下車6,7番出口正面ライズアリーナビル3階

講 師:岡田安樹浩(慶應義塾大学ほか講師・音楽学)

テーマ:《トリスタンとイゾルデ》における螺旋(らせん

ワーグナーは《トリスタンとイゾルデ》を〈前奏曲〉から作曲し始めた。作品全体の音楽的根源といってもよいこの〈前奏曲〉の音楽は、各幕においてブロック単位で、ただし変形や加工をともなって、いくども再現される。そもそも、〈前奏曲〉冒頭における半音階上行と下行のモティーフとその衝突が生み出す、いわゆる「トリスタン和音」についても、3回の提示がそれぞれ微妙に異なっており、音楽の絶え間ない変容は《トリスタン》の音楽的発想の原点である。
聴衆は、あの印象的な冒頭の音楽が劇中で回帰・再現されるたびに最初に連れ戻されるが、それらは決して同一ではない類似の音楽である。円環(リング)状に思える音楽は、実は螺旋(らせん)状に進行しているのである。そこで今回は、この「螺旋」をキーワードに《トリスタン》の音楽を読み解いてみたい。(講師記)

参加費:協会員1000円(ユース会員無料) 一般2000円 学生1000円

ワーグナー協会事務局

【終了】第178回関西例会

日 時:1月27日(土)13時45分~17時

場 所:「おにクル」リハーサル室   茨木市駅前3-9-45 JR及び阪急茨木駅から徒歩10分

講 師:櫻井隆志(協会員)

テーマ:「『チューリッヒの情事』、だけでないマチルデ」

内 容:最近リリースされたワーグナーとマチルデ・ヴェーゼンドンクとの恋愛を描いた映画

『チューリッヒの情事』を中心に、『トリスタンとイゾルデ』との関連付けてしか語られなかったマチルデの生涯も語ってみたい。

参加費:協会員1000円(ユース会員無料) 一般2000円 学生1000円

ワーグナー協会事務局

【終了】第428例会 ワーグナー・ゼミナール(298)+忘年会のご案内

日 時:12月17日(日)14時~16時45分

場 所:東池袋あうるすぽっと会議室

https://maps.app.goo.gl/65ASxhGDJqiC5nFd6

テーマ:「目にも見よ指環~シェロー演出『ニーベルングの指環』上演の歴史的意義Part2」

講 師:山崎太郎(東京工業大学教授)

7月例会に続き、バイロイト音楽祭100周年を記念して制作されたパトリス・シェロー演出/ピエール・ブーレーズ指揮の《指環》(1976年初演、1980年映像収録)を取り上げます。今回は《ジークフリート》《神々の黄昏》を中心に、もはや「古典」となった感もあるこの演出のなおも色褪せぬ魅力とアクチュアリティーを、その歴史的意義ともども、細部に分け入って検証したいと思います。(講師記)

参加費:協会員1000円(ユース会員無料) 一般2000円 学生1000円

忘年会のご案内

例会終了後、17時30分~19時30分

場所:VIVO! Beer+Dining BAR  豊島区東池袋1-20-5七富久ビルB1F
池袋駅からヤマダ電機横サンシャイン通り直進3本目左折

https://maps.app.goo.gl/orgeJVMn4X3QdMRBA

会費:6000円

お申し込みは協会事務局のメールアドレス(haq13580[at]star.odn.ne.jp)へお願いいたします。
[at]部分を「@」に変更してお送りくださいませ。

ワーグナー協会事務局

【終了】第427回例会 「お話と歌~オペラの様々なリハーサルを語る」(当日の模様の紹介動画あり)

日 時:11月12日(日)19時~

場 所:としま区民センター 小ホール JR他各線池袋駅下車、東口から徒歩10分

テーマ:「お話と歌~オペラの様々なリハーサルを語る」

出演者:金子美香(メゾソプラノ) 城谷正博(ピアノ)/聞き手:荒井宜之(当協会理事)

出演者からのコメント
私のデビューは二期会「ワルキューレ」のグリムゲルデで、思いもよらないジャンプインでした。恥ずかしながら当初ワーグナーの作品についてほとんど知識を持たない私でしたが、不思議とそれ以降ほぼ毎年のようにワーグナー作品に関わらせていただき、信じられないことに2018年にはバイロイト音楽祭の舞台にも立たせて頂くというご縁にも恵まれました。また新国立劇場、東京春音楽祭でのワーグナーシリーズ、そしてキンダーバイロイトとたくさん貴重な公演にも関わらせていただきました。今回は演奏家として夫々のリハーサルや劇場内の様子などについてお話しさせていただけたらと思っております。そしてわたし自身がワーグナーを愛する皆様と同じ時間を過ごさせていただけることを心より楽しみにしております。

参加費:協会員1000円(ユース会員無料) 一般2000円 学生1000円

当日の模様をこちらか少しご覧いただけます

ワーグナー協会事務局

【終了】第177回関西例会

日 時:10月22日(日)14時~17時

場 所:ドーンセンター

京阪天満橋駅・大阪Metro谷町線天満橋駅1番出口より東へ350m

JR東西線大阪城北詰駅2番出口より土佐堀通り沿い西へ550m

講 師:石合 力(朝日新聞編集委員、元ヨーロッパ総局長)

テーマ:「バレンボイムが語るワーグナー、中東、そして音響」

内 容:音楽を通じてイスラエルとアラブの和解を試みてきたダニエル・バレンボイム。ワーグナーと反ユダヤ主義、中東和平、ホール音響などについて、バレンボイムはどう考えているのか。中東、欧州駐在の特派員として彼に取材を重ねてきた講師に語っていただきます。

参加費:協会員1000円(ユース会員無料) 一般2000円 学生1000円

ワーグナー協会事務局

【お悔やみ】

当協会評議員、指揮者飯守泰次郎氏が8月15日急性心不全により逝去されました。享年82歳 日本ワーグナー協会は、生前氏から賜った数々のご貢献に心から感謝するとともに、心からの哀悼の意を捧げます。日本におけるワーグナー演奏になくてはならない氏を失った喪失感は計り知れないものがあります。2013年、当協会が主催したワーグナー生誕200年記念コンサートの氏の渾身の指揮ぶりは未だに忘れることができません。飯守先生、沢山の心に残る素晴らしい演奏を有難うございました。

ワーグナー協会事務局

【終了】第426回例会 ワーグナー・ゼミナール(297)

日 時:9月30日(土)19時~(18時30分開場)

場 所:東池袋あうるすぽっと会議室B

テーマ:2023年バイロイト音楽祭報告

講 師:山崎太郎(東京工業大学教授)

参加費:協会員1000円(ユース会員無料) 一般2000円 学生1000円

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