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【一般財団法人への移行のお知らせ】

日本ワーグナー協会は、1980年の創設以来、法人格を持たない任意団体として、ワーグナー芸術の研究・紹介・普及に取り組んでまいりました。例会の開催や出版活動、記念事業などを通じ、日本におけるワーグナー芸術の受容と発展に寄与する活動を推進してこられたことは、会員の皆様に加えて多くの関係者の皆様のご理解とご支援の賜物であり、深く感謝申し上げます。
このたび、45年にわたる活動の実績を基盤として「一般財団法人 日本ワーグナー協会」を設立し、2026年4月1日より新法人としての活動へ移行いたしました。法人化により、社会的な信頼を高めると同時に、安定した体制のもと、協会の目的である「ワーグナー芸術の探究、普及を通じ、日本の芸術文化に貢献する」活動の一層の充実を図ってまいります。
引き続き、一般財団法人 日本ワーグナー協会の活動にご関心をお寄せいただき、温かいご理解とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

ワーグナー協会事務局

第449回例会~歌とお話

日 時:10月25日(日)19時~(18時30分開場)

場 所:大田区民ホール・アプリコ小ホール(蒲田駅徒歩約3分)

歌・お話:高橋淳(東京音楽大学講師、二期会会員) ピアノ:木下志寿子 

毎回錚々たる方々が、例会の講師としてお話しなさっておられるゆえ、私にはあまりに荷が重すぎますが、覚悟を決めて、今回はお話しさせていただきます。
「お前はドイツ語との相性がよいから、これからはドイツ物を勉強しなさい。」と言われ、東京音大大学院在学中より、まずはドイツリートの勉強を始めました。以来、世の中に出てから今に至るまで、振り返ればワーグナー作品六演目をはじめ、ドイツ語による作品が私の主たるレパートリーになりました。私のワーグナー作品との出会いから、東京二期会、新国立劇場、びわ湖ホール、飯守泰次郎先生傘寿記念演奏会等でのさまざまな経験、さらには生意気ながら、次世代の歌手たちへのワーグナー演奏の「継承」についても、お話しさせていただきたいと考えております。(講師記)

参加費:協会員 2,000円(ユース会員無料)/一般 3,000円

*会員の皆様には大変心苦しいのですが、今年度から演奏を伴う例会等の参加費を2000円(一般3,000円)とさせていただくことになりました。ご理解いただきたくお願い申し上げます。

ワーグナー協会事務局

第189回関西例会

日 時:10月17日(土)14時~16時45分

場 所:枚方市総合文化芸術センター・創作活動室(京阪電車枚方市駅下車徒歩5分)

講 師:高橋 順一(早稲田大学名誉教授)

テーマ:「アドルノとワーグナー - 近代の神話とそこからの覚醒」

アドルノの『ヴァーグナー試論』は一般的にはヴァーグナー批判の書と見なされきた。だが後に書かれた『ヴァーグナーのアクチュアリティ』と合わせて読むと、アドルノが考えていたのは、ナチスとの共犯関係という疑いにさらされたヴァーグナーの救済であったように思えるのである。ではアドルノのヴァーグナー救済のポイントとは何か。それは、近代の神話作用としてのファンタスマゴリ―(幻影)のヴェールに覆われているかに見えるヴァーグナーの作品のなかに、じつは当の神話からの覚醒を促す要素が含まれているということである。今回はそのあたりに焦点を当てて話を進めていきたいと考える。(講師記)

【参加費】協会員:1,000円(ユース会員無料)/一般:2,000円/一般学生:1,000円

ワーグナー協会事務局

第448回例会 ワーグナー・ゼミナール(314)

日 時:9月27日(日)14時~(13時30分開場)

場 所:東池袋 あうるすぽっと会議室B

    東京メトロ有楽町線東池袋下車6,7番出口正面ライズアリーナビル3階

講 師:長谷川 修[(株)東急文化村 ソリューション事業部 開発・営業部 部長]

テーマ:「2026年バイロイト音楽祭報告」

今年はバイロイト音楽祭「150年祭」という記念すべき年、「リエンツィ」バイロイト初演を中心に現地の模様をレポートします。目玉の「リエンツィ」は、1930年頃ジークフリートがバイロイトでの上演を検討したとも言われ、また、1957年シュトゥットガルトで上演されたヴィーラント演出をバイロイトで上演する計画があったとかなかったとか。それが事実とすれば、100年にも及ぶ代々後継者の“夢”をカタリーナが実現することになります。今回の「リエンツィ」初演はバイロイト150年の歴史そのものを問い直す機会ともなるのではないでしょうか。セメレディとバルディトカの演出ユニットは、ナチス時代の文脈ではなく、現代のポピュリズムと民主主義の危機という世界中で私たちが直面している問題に正面から切り込んでくるものと期待しています。今年バイロイト詣でをなさる皆様のご意見もお聞きしながら楽しいディスカッションが出来ればと願っています。(講師記)

【参加費】協会員:1,000円(ユース会員無料)/一般:2,000円/一般学生:1,000円

ワーグナー協会事務局

【終了】第188回関西例会

台風で延期になった6月27日の関西例会を下記の通り開催いたします。

日時:7月19日(日)14時~16時45分

場所:西宮市市民・大学共創プラザ(旧・西宮市大学交流センター)

阪急西宮北口駅より北東へ徒歩2分(駅直結)ACTA西宮東館6階西宮市民会館

講師:谷本愼介氏(神戸大学名誉教授)

テーマ:テーマ:『オペラとドラマ』の内実

『オペラとドラマ』(1852)はワーグナーの芸術理論の到達点ですが、そこに至るプロセスを俯瞰します。1849年にチューリヒへ亡命後、彼の芸術理論は劇的に変容しますが、本書で「生殖理論」に到達します。その理論が実作に反映する実態を合わせて確認します。(講師記)

【参加費】協会員:1,000円(ユース会員無料) 一般:2,000円 

ワーグナー協会事務局

【終了】第447回例会~お話と歌

日時:7月10日(金)18:30開演(18時15分開場)

場所:ミューザ川崎 市民交流室

お話・歌:チャールズ・キム(テノール) 通訳:松浦恵子
ピアノ:木下志寿子

これまで『ローエングリン』を歌う際、舞台上で聴衆にどのように内容を伝えるべきか考えてきました。結局、シューベルトの歌曲集『美しき水車小屋の娘』と結びつけることでその悩みを解決しました。私自身の解釈では、この歌曲集は、フランスのナポレオン革命の物語が扱われていると考えています。例会ではこの内容と作品の背景についてお話したいと考えています。(講師記)

参加費:協会員 2,000円(ユース会員無料)/一般 3,000円

*会員の皆様には大変心苦しいのですが、今年度から演奏を伴う例会等の参加費を2000円にさせていただきます。諸般高騰の折ご理解いただきたくお願い申し上げます。

ワーグナー協会事務局

【終了】第446回例会 ワーグナー・ゼミナール(313)

日時:6月7日(日)14時~(13時30分開場)

場所:東池袋 あうるすぽっと会議室B
メトロ有楽町線東池袋下車1分ライズアリーナ3階

講師: 東条 碩夫(音楽評論家)

テーマ:『リエンツィ』とはどんなオペラ?
あのバイロイトで、今年は「リエンツィ」が初めて上演されます。ワーグナーのスタンダード・レパートリー10作に先立つ、つまり「オランダ人」の前に作曲されたオペラです。今ではめったに上演されず、つまりバイロイトでもこれまで一度も上演されなかった作品ですが、「グランド・オペラ」隆盛の当時は、すこぶる好評だった由。これがワーグナーの作曲?と呆れるような曲想で、結構面白いところがあります。今回は「バイロイト初演」を前に、そのストーリーと音楽と、作品の背景とを予習しておきましょう。(講師記)

参加費:協会員1000円(ユース会員無料)/一般2000円 一般学生1000円

ワーグナー協会事務局

【終了】第445回例会 ワーグナー・ゼミナール(312)

日時:4 月 25 日(土)18時30 分~(18時15分開場)
場所:東池袋あうるすぽっと会議室B
東京メトロ有楽町線 東池袋駅 下車 1 分 ライズアリーナビル3階
講師:山崎太郎(東京科学大学教授)
テーマ:「原文で深く味わうワーグナーのテクスト」
話の前半は講師の新著『ワーグナー《ヴァルキューレ》で学ぶドイツ語読解講座』(左右社)の内容を解きほぐしながら紹介、補足として《指環》には出てこない語彙や語法についても他の作品を例に解説します。後半はテクスト読解の応用編。《トリスタンとイゾルデ》から幾つかのくだりを取り出し、著書の中で解説した文法の知識を使ってテクストを読み解きながら、ワーグナー独自の語法や表現に迫ります。文の構造や言葉のニュアンスを丁寧に説明、《トリスタン》のドラマやそこで展開される世界観にも話を及ぼすので,ドイツ語をあまり知らないワグネリアンにもご満足いただけると思います。(講師記)

参加費:協会員 1000 円(ユース会員無料)/一般 2000円/学生 1000 円

*都合により第444回例会(ワーグナー・ゼミナール 311)はHPでは告知しませんでした。

ワーグナー協会事務局

【終了】第187回関西例会

日時:3月 28 日(土)14時~
場所:西宮市民会館
講師:最上英明(香川大学名誉教授)
テーマ:「ウォーカーのビューロー評伝から見るワーグナー」
2025 年に出版したウォーカーのビューロー評伝の翻訳を通して、ビューローとワーグナーの関係を考察します。ドレスデンでの幼少期からのワーグナーとの共通の友人、ベルリンでワーグナーとコジマが初めて愛を誓い合った日にビューローが演奏した自作の背景などを扱う予定です。(講師記)

参加費:協会員 1000 円(ユース会員無料)/一般 2000 円/学生 1000 円

ワーグナー協会事務局

【終了】第 186 回関西例会

講 師:森岡正芳(立命館大学客員教授 臨床心理学)
テーマ:「トリスタンの失神―あの「愛しい狂気」について」
第 3 幕イゾルデの到来を待つトリスタンは、「あこがれ」と「愛の衝迫」に襲われ、気を失う。
駆け付けたクルヴェナールはこの「愛しい狂気」と嘆く。人の心を突き動かす欲動とは何だろ
うか。比類なきこの楽劇から探ってみたい。(講師記)

日 時:12 月 7 日(日)14 時 30 分~16 時 45 分
場 所:西宮市民会館中会議室 501

参加費:協会員 1000 円(ユース会員無料) 一般 2000 円 学生 1000 円

ワーグナー協会事務局