諸般の事情により、5月末より当面の間、事務局の開局日が不定期となります。
会員のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承のほどお願い申し上げます。
第438回例会 ワーグナー・ゼミナール(307)
日 時:5月18日(日)18時30分
場 所:ミューザ川崎 市民交流室
講 師:三澤洋史(新国立劇場主席合唱指揮者)
内容の詳細が決まり次第追記いたします
参加費:協会員1000円(ユース会員無料) 一般2000円 学生1000円
第437回例会 ワーグナー・ゼミナール(306)
日 時:4月26日(土)14時~
場 所:東池袋 あうるすぽっと会議室B
講 師:池上純一(埼玉大学名誉教授)
内容の詳細が決まり次第追記いたします
参加費:協会員1000円(ユース会員無料) 一般2000円 学生1000円
第183回関西例会
日 時:2月22日(土)14時~
場 所:西宮市民会館401号室
講 師:吉田真(明治学院大学教授)
テーマ:「ライヴ録音でたどるバイロイト祝祭の歴史」
2024年3月に『バイロイト祝祭の黄金時代-ライヴ録音でたどるワーグナー上演史』(アルファベータブックス)を上梓いたしました。本書は、入手可能なバイロイト祝祭のライヴ録音を全て聴き、年度毎にその特徴と意義を記述したものです(1975年まで)。
ワーグナーとの出会いがNHK-FM放送の「バイロイト音楽祭」であった方も少なくないでしょう。数々の文献に記録されている「新バイロイト」時代の実際の上演が果たしてどんなものだったのか、ライヴ録音を手掛かりに探ってみたいと思います。(講師記)
参加費:協会員1000円(ユース会員無料) 一般2000円 学生1000円
第436回例会 ワーグナー・ゼミナール(305)
日 時:2025年1月26日(日)18時30分
場 所:ミューザ川崎市民交流室
テーマ:我がトリスタン和音〜ベルリン音大留学中の思い出と共に〜
講 師:角田鋼亮(指揮者)
私のワーグナーとの出会いは、2003年東京シティ・フィル演奏の『神々の黄昏』。飯守マエストロのアシスタントを務め、城谷マエストロからはプロンプターのいろはを教えて頂きました。すっかり虜になってしまい、渡独しての留学先ではワーグナーの音楽を中心に学びました。そう、ドイツの指揮科では指揮実技、合唱指揮、あるいはコレペティション、スコアリーディングやディクションのレッスンでもワーグナーの作品が使われるのです。そういた体験談を導入にし、「トリスタン和音」の源流から後世への影響についてお話しさせて頂きたく思います。ワーグナーを他の作曲家の作品から浮かび上がらせられたら幸いです。皆さんとワーグナー愛を共有できる事を心から楽しみにしております!(講師記)
参加費:協会員1000円(ユース会員無料) 一般2000円 学生1000円
【終了】第182回関西例会~会員発表~
日 時:12月21日(土曜)14時〜
場 所:西宮市民会館 401室
発表者(1):長谷川 博樹(日本ワーグナー協会会員)
タイトル:「ワーグナーが19世紀の勝ち組になった理由(わけ)」
とてつもない激動の19世紀、ワーグナーは音楽界を席巻し、その名声と影響は今日まで続いている。いわば19世紀の「勝ち組」だが、この原因は何だろう。発表者自身のワーグナー体験からその理由を考える。
発表者(2):吉嵜三和子(日本ワーグナー協会会員)
タイトル:「人との出会いで成し遂げられた『バイロイト詣で』」
「金字塔」としての「バイロイト詣で」までの、長い道のりで出会った人々との触れ合い、ハプニング等は必ずしもワーグナーだけに関連しませんが、その積み重ねの体験があってこそ、到達できたと思います。
参加費:協会員1000円(ユース会員無料) 一般2000円 学生1000円
【終了】第435回例会 ワーグナー・ゼミナール(304)
日 時:12月7日(土)14時~(13時30分開場)
場 所:東池袋あうるすぽっと会議室B
テーマ:「『さまよえるオランダ人』の諸相」
講 師:東条碩夫(音楽評論家)
来年1月、新国立劇場で「さまよえるオランダ人」が上演されます。2007年にプレミエされて以来5度目の上演です。それを前に今回は「オランダ人」のさまざまな解釈を、映像を駆使して比較してみましょう。ト書き通りの解釈による上演から、ゼンタの妄想、あるいは遊覧ツアー船の遭難、アフリカ貿易会社の破綻などへの読み替え、そして最近のバイロイトのチェルニャコフ演出など―。そもそもオランダ人は本当に救済されるのかどうか、ということからして問題なのでは。(講師記)
参加費:協会員1000円(ユース会員無料) 一般2000円 学生1000円
【終了】第434会例会 ワーグナー・ゼミナール(303)
日 時:10月27日(日)18時30分~(18時15分開場)
場 所:東池袋あうるすぽっと会議室B
メトロ有楽町線東池袋下車ライズアリーナ3階
テーマ:「ライヴ録音でたどるバイロイト祝祭の歴史」
講 師:吉田 真(明治学院大学教授)
今年の3月に『バイロイト祝祭の黄金時代-ライヴ録音でたどるワーグナー上演史』(アルファベータブックス)を上梓いたしました。本書は、入手可能なバイロイト祝祭のライヴ録音を全て聴き、年度毎にその特徴と意義を記述したものです(ただし1975年まで)。ワーグナーやバイロイト祝祭との出会いがNHK-FM放送の「バイロイト音楽祭」であった方も少なくないでしょう。その音源を提供しているバイエルン放送協会は、バイロイト祝祭が第二次世界大戦後に再開された1951年から毎年ラジオで全演目を生中継しており、その音源の多くは今日CDで聴くことが出来ます。数々の文献に記録されているヴィーラントとヴォルフガング・ワーグナーによる「新バイロイト」時代の実際の上演が果たしてどんなものだったのか、ライヴ録音を手掛かりに探ってみたいと思います。(講師記)
参加費:協会員1000円(ユース会員無料) 一般2000円 学生1000円
【終了】第181回関西例会
日 時:10月13日(日)14時~16時45分
場 所:西宮市民会館・中会議室501号室
テーマ:「オペラの映像制作の現場~ミュンヘン・リング1989のTV収録とその後~」
講 師:近藤保博(元NHKエグゼクティブプロデューサ/京都氏市交響楽団顧問)
1989年秋、NHKはバイエルン国立歌劇場で、当時の最先端映像技術であるハイビジョン・システムを駆使し、ワーグナーの超大作「ニーベルングの指輪」を収録した。困難を極めた収録現場の状況、そしてその後を語る。
参加費:協会員1000円(ユース会員無料) 一般2000円 学生1000円
【終了】第433回例会 ワーグナ・ゼミナール(302)
日 時:9月29日(日)14時~(13時30分開場)
場 所:東池袋あうるすぽっと会議室B
メトロ有楽町線東池袋下車ライズアリーナ3階
テーマ:「2024年バイロイト音楽祭報告」
講 師:鈴木伸行(日本ワーグナー協会理事長)
3年に及んだ新型コロナウィルス禍を乗り切り、昨年からは、ほぼ以前の活況を取り戻しているバイロイト音楽祭。一方、上演される演目に目を向けますと、まず、3年目の《リング》がその不人気から50年ぶりに上演を2回に減らして物議をかもしています。本年の新制作は、ビシュコフ指揮による《トリスタンとイゾルデ》で、アイスランド出身の気鋭の演出家オルン・アーナルソンがどのような舞台を見せるのか、こちらも注目が集まっています。私自身、2019年以来5年ぶりの参加となりますが、《トリスタンとイゾルデ》を中心に、音楽祭の様子がコロナ前とはどう変わったのか、或いは変わらないのか、現地の最新状況を報告させていただきます。(講師記)
参加費:協会員1000円(ユース会員無料) 一般2000円 学生1000円
【終了】第180回関西例会
日時:7月27日(土)14時15分〜17時
場所:高槻市立総合交流センター(クロスパル高槻) 視聴覚室
JR高槻駅南口北東徒歩1分
講師:池上 健一郎(京都市立芸術大学音楽学部教授)
テーマ:敬意? 打算? 偶然?――ブルックナーにおける「ワーグナー的なもの」
ブルックナーの音楽を聴くと、ワーグナー的な響きにしばしば出会います。それは、本人が敬意を抱き続けていた「バイロイトの巨匠」に対する信仰告白なのでしょうか。それとも…? リンツ時代の合唱曲から成熟期の交響曲作品までを取り上げながら、実は複雑なふたりの音楽の関係性について考えてみたいと思います。(講師記)
協会員1000円(ユース会員無料) 一般2000円 学生1000円