【終了】11/25 第403回例会 ワーグナー・ゼミナール(280)「世紀転換期フランスにおけるワーグナーの【音楽的】受容」

11月例会です。ぜひご予定ください。

 

第403回 例会 ワーグナーゼミナール(280)

日 時:11月25日(日)14時開演(13:30開場)

場 所:雙葉学園同窓会館(JR,東京メトロ「四谷」駅 雙葉学園幼稚園3F)

テーマ:世紀転換期フランスにおけるワーグナーの「音楽的」受容

講 師:安川智子(北里大学講師)

参加費:会員 1000円(ユース会員は無料)一般 2000円 学生1000円

 

フランスにおけるワーグナー受容は文学者の視点が多く、音楽家への影響は指摘されるものの、その実態はあまり知られていません。熱狂的なワグネリアンと言われたヴァンサン・ダンディは、1903年にワーグナーの影響が色濃いオペラ《異邦人》を発表した翌年、モンテヴェルディの《オルフェオ》を復活上演しましたが、そこにはトリスタン和声が彩色されていました。ダンディのワグネリズムと、歴史的にも重要なバロック・オペラ復興活動の関係を軸に、ドビュッシズム到来直前のフランス音楽におけるワーグナー受容を語ります。

(講師記)