オンライン例会の動画が公開されましたのでお知らせいたします。
第5回は《タンホイザー》のパリ版についての解説です。
第4回の動画も公開されていますので、どうぞご覧ください。こちらはドレスデン版についての解説です。
オンライン例会の動画が公開されましたのでお知らせいたします。
第5回は《タンホイザー》のパリ版についての解説です。
第4回の動画も公開されていますので、どうぞご覧ください。こちらはドレスデン版についての解説です。
オンライン例会の第3回は《パルジファル》の「ドレスデン・アーメン」についての解説です。
動画をYouTubeで公開しておりますので、みなさまぜひご覧ください。
オンライン例会の動画配信、第2弾をお知らせいたします。
今回は、インタビューと演奏の二本立てとなっています。
内容は、ヴァイオリニストの立上舞氏に《ワルキューレ》第3幕幕切れ〈魔の炎の音楽〉のヴァイオリン・パートをお一人で多重録音していただく、という少々マニアックなものとなっております。
立上氏は、マレク・ヤノフスキ&ベルリン放送交響楽団の《ワルキューレ》の演奏に参加されたご経験もあり、インタビューでは、今回の録音のことのほかに、ヤノフスキのリハーサルのお話や、この作品のヴァイオリン・パートの難しさなどについても語っていただいております。
会員限定の聴き比べ動画もご用意しましたので、会員の皆様はぜひ専用ページにもアクセスしてください。
日本ワーグナー協会会員の皆様
3月の例会中止のご連絡以来、今後の例会運営のありかたについて模索してまいりました。
常任委員会での協議の結果、従来通りの例会の開催については当面のあいだ見合わせることになりましたが、かわってワーグナー協会独自の動画配信を開始することになりましたので、お知らせいたします。
動画配信はYouTubeを通じて行います。
動画の内容は「作品解説」「インタビュー」「演奏動画」などを予定しております。
第1弾として、《トリスタンとイゾルデ》前奏曲冒頭の音楽解説(講師:岡田安樹浩)をお送りいたします。
配信動画は基本的に会員向けの限定公開となりますが、この動画を含め、一部については、どなたでもご覧いたただけるかたちで公開いたします。
新しい動画が公開される際には、こちらのホームページ上でお知らせいたします。
会員向けの限定公開動画は、会員専用ページにログインしてご覧ください。
なお、チャンネル登録をしていただくと、公開動画がアップロードされた際に通知が届きます。
ぜひ、チャンネル登録をよろしくお願いいたします(以前に会員向け動画を投稿したチャンネルとは別チャンネルですので、新しく登録してください)。
それでは、動画配信第一弾をお楽しみください。
新型コロナウイルス肺炎の影響により、オペラや演奏会も中止に追い込まれています。 当協会でも、3月、4月の東京・関西例会を開催するために鋭意準備を重ねておりましたが、 皆様の安全および感染拡大防止の観点から、まことに残念ながら中止にいたします。
3月23日に予定しておりました池上純一先生の 第415回例会「トリスタンとイゾルデ」特集3 ワーグナーゼミナール(290)は、中止いたします。
また、関西在住の皆様の中には、すでにお聞き及びの方もおいでかと存じますが、 4月12日に内定していた関西例会も中止となりましたので、 念のためお知らせいたします。
楽しみにされていた方には誠に申し訳ありません。 今後の例会の開催日程につきましては、4月以降あらためてお知らせいたします。
心がざわつく今日この頃ですが、皆様のご健康が守られ 落ち着いて例会においでいただける日が来ることを祈っております。 うがい、手洗いなどこまめになさり、どうぞお元気でお過ごしください。
このたびの台風で亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
第412回 例会 ワーグナー・ゼミナール(287)
日 時:11月23日(土)18時30分開演(18時10分開場)
場 所:世田谷がやがや館 4F多目的室
世田谷区池尻2-3-11 東急田園都市線「池尻大橋」駅徒歩7分。東口を出て国道246沿いに左に歩き、ガソリンスタンドの向こうの道を左折、しばらく直進、コインランドリーとOGINOの間の道を左折、東京栄養食糧専門学校の先、右側の建物です。
テーマ:「人格化されたパラドクス」 ~クンドリー試論
講 師:北川千香子 (慶應義塾大学准教授)
参加費:協会員1000円(ユース会員無料) 一般2000円 学生1000円
ワーグナーの最後の作品《パルジファル》に登場するクンドリーは、これまで多くの研究者たちによってさまざまに議論されてきました。彼らの見解は次の点で一致しています。すなわち、この人物像をワーグナー作品のみならず、オペラ史のなかでも「最も矛盾に満ちた多層的な人物像」と見なしている点です。クンドリーは、ワーグナーが聖書、神話、中世文学など多様な文献に登場する複数の人物像を題材として構想した役柄です。しかしその多層性はむしろ、作品成立以降のきわめて複雑な受容史のなかで形成されたといえます。時代の変遷とともに、それぞれの社会的・文化的な文脈においてクンドリー像がどのように変容してきたのか、そのダイナミズムを、ワーグナーの同時代の受容から現代の演出までを視野に入れながら論じます。そしてクンドリーとは、「時代を反映しながら時代を超越する」(アドルノ)という芸術のパラドクスをラディカルに体現した人物像であることを明らかにしたいと思います。(講師記)
11月例会です。ぜひご予定ください。
第403回 例会 ワーグナーゼミナール(280)
日 時:11月25日(日)14時開演(13:30開場)
場 所:雙葉学園同窓会館(JR,東京メトロ「四谷」駅 雙葉学園幼稚園3F)
テーマ:世紀転換期フランスにおけるワーグナーの「音楽的」受容
講 師:安川智子(北里大学講師)
参加費:会員 1000円(ユース会員は無料)一般 2000円 学生1000円
フランスにおけるワーグナー受容は文学者の視点が多く、音楽家への影響は指摘されるものの、その実態はあまり知られていません。熱狂的なワグネリアンと言われたヴァンサン・ダンディは、1903年にワーグナーの影響が色濃いオペラ《異邦人》を発表した翌年、モンテヴェルディの《オルフェオ》を復活上演しましたが、そこにはトリスタン和声が彩色されていました。ダンディのワグネリズムと、歴史的にも重要なバロック・オペラ復興活動の関係を軸に、ドビュッシズム到来直前のフランス音楽におけるワーグナー受容を語ります。
(講師記)
本年6月の理事・評議員会にて、日本ワーグナー協会第4代理事長として鈴木伸行氏が選出されました。
新理事長の挨拶文を掲載いたしましたのでお知らせ致します。
こちらよりご覧ください。
少しづつ春の足音が大きくなってきました。
関西ではびわ湖リングのフォーラムを開催いたします。
お近くにおいでの際はお気軽にお立ち寄りください。
第158回 関西例会 フォーラム「びわ湖ホール〈ワルキューレ〉を振り返って」
日 時:4月1日(日)14時
場 所:西宮市民会館
パネラー代表:藤野一夫、伊東史明
参加費:会員・学生1000円 一般:2000円
先日の三宅理事長「お別れの会」には、沢山の方にご参加いただき誠に有難うございました。おかげさまで、温かく心に残る会になりました。お出で下さった皆様、そしてご事情でお出でになれなくともお心を向けてくださった皆様に、あらためて御礼申し上げます。
10月の例会をお知らせいたします。東京と関西で例会を行いますので、
どうぞお誘いあわせの上、ふるってご参加ください。
(終了しました)
第393回例会 ワーグナー・ゼミナール(275)
日 時:10月28日(土)18時30分から
場 所:東池袋 あうるすぽっと 会議室B(ライズアリーナビル3階)
東京メトロ有楽町線「東池袋」駅 6,7番出口より徒歩1分
(屋外地下広場の正面、豊島区立中央図書館を併設しているビルの3階です。)
テーマ:「20世紀オペラ演出の先駆け〜舞台美術家アルフレート・ロラー」
講 師:佐藤美晴(演出家・東京藝術大学演奏藝術センター特任准教授)
参加費:会員 1000円 一般 2000円 学生1000円
「演出の時代」という言葉もあるように、20世紀は演出に重要性が置かれるようになった時代とも言える。今回は、革新的なオペラ演出の先駆けとして、舞台美術家アルフレート・ロラー(1864-1935)による仕事、特にマーラーとの「トリスタンとイゾルデ」(1903年)、バイロイト音楽祭「パルジファル」(1934年)を紹介する。ロラーの舞台が、ヴィーラント・ヴァーグナー演出などその後のオペラ演出の発展にいかに影響を及ぼしたかを考えてみたい。(講師記)